
2020/9/7現在、コロナウイルスの影響でビザの発給が難しくなっています。
あくまでもコロナ以前のお話です!
私の勤務先の学院長は、ビザの発給は不可能ではないけど時間がかかると言っていました。(あくまで学院長の個人的な意見です)
韓国で日本語教師になるための条件
韓国で日本語教師になるための最低限の条件があります。
▽日本の4大卒以上(専攻は関係ありませんが、必ず4年制大学以上)
▽日本で犯罪経歴がないこと
この2つは、韓国で日本語教師になるためには絶対に必要な条件です!これを満たしていない場合はビザが発給されません。
韓国で日本語教師になるためにあった方が良い資格
これは絶対ではありませんが、大体の学院が応募資格として掲げているものです!
▽大学で日本語教育を専攻もしくは副専攻者
▽日本語教育能力検定試験合格者
▽日本語教育養成講座420時間修了者(WEB修了生も可能)
私は専攻も副専攻も日本語教育ではありませんし、日本語教育能力検定試験も受験していませんが、ヒューマンアカデミーの養成講座に通ったので③の応募資格に該当していました。
また、日本語教育経験者は採用される確率はもちろん高いですし、給与面でも優遇されます!
ですが、他の国は分かりませんが、韓国の場合は若い女性の先生を積極的に採用する傾向にあると聞きました。(全ての学院がそうとは限りません。あくまでも私が聞いた話です)
韓国で日本語教師になるには韓国語が必要?
韓国で日本語教師になるためには、韓国語は話せなくても問題ありません。ネイティブの先生は大体が会話授業の担当になるので、授業で韓国語を使うことはほとんどありません。
ただ、生活していくためには韓国語が必ず必要なので、できた方が良いです。
私の同僚の先生たちは韓国語が出来ない方もいますが、その先生たちは家やケータイの契約などが大変そうでした・・・。
韓国の日本語教師の給料や勤務時間
韓国の日本語教師のスケジュールは正直かなり過酷です。私の授業スケジュールをご紹介します!
5:40 起床&準備
6:15 出発
6:40 学院に出勤
6:50
| 1時間目授業
8:20
10:00
| 2時間目授業
11:30
12:00
| 3時間目授業
13:30
| 休憩&自由時間
18:00
18:20
| 4時間目授業
19:50
20:00
| 5時間目授業
21:30
22:00 帰宅&夕食
24:00頃 就寝
私が勤務している学院でのスケジュールになりますが、韓国ではどこの学院でも早朝~夜までの授業が一般的です。
途中、休憩時間もありますが家のことや授業の準備などをしていると、実際に休める時間はほとんどありません。
韓国日本語教師の給料
日本でも同じかもしれませんが、韓国での日本語教師の給料は拘束時間や労働時間に比べてかなり安いです。
私の場合は時給で換算すると、1200円ぐらいしかもらえていません。
もちろん学院の規模や先生の経歴によって差がありますが、未経験の先生なら大体みんなこれぐらいなんじゃないかと思います。
韓国で日本語教師はブラックよりのグレー
スケジュールや時給、待遇を考えると正直かなりブラック寄りのグレーです。
私の勤務校は、韓国の会社員は会社から入れてもらえる4代保険もありませんし、国民健康保険は自己負担、家賃負担もしてもらえません。
ここだけの話、韓国の日本語学院で働いている先生の中には、契約書上の給与と実際の給与が違う先生がたくさんいます。(本当は違法行為です!)
韓国で日本語教師になるメリット
ここまで悪い話?ばかり書いておいてなんですが、韓国で日本語教師になるメリットもたくさんあります。
やはり何と言っても韓国で合法的に働きながら住めること。
これが一番なんじゃないかと思います。
韓国に住みたい理由は様々あると思いますが、留学生は金銭面で負担が大きいですし、日本語教師以外の就労ビザは取りにくいので諦める人も多いんじゃないでしょうか。
それに比べ日本語教師のビザ(E-2ビザ)は大卒ならビザの発給はされますし、ネイティブの先生の需要は高いので採用されやすいいです。
ただ、待遇もよくありませんし、仕事内容も大変です。それでも大丈夫!絶対韓国に住みたい!という方にはおすすめします。