以前ワーキングホリデーについての記事を書きましたが、今回は語学堂への留学について体験談を踏まえてご紹介したいと思います。
韓国留学の語学堂選びで迷われている方は是非参考にしてくださいね!
語学堂とは?
語学堂とは大学付属の語学学校のことで、ほとんどが延世大学や梨花女子大学、漢陽大学など韓国の名門大学に付属の語学堂です。
ほとんどの語学堂が1級〜6級にクラスが分かれており、1級が一番初級で6級が一番高級のクラスです。
私は延世大学語学堂の2級と3級に通いましたが、遊び呆けていたので出席率はかなり悪かったです。笑
語学堂は2,3級しか通っていませんが、TOPIKは初めての受験で高級の5級に合格しましたし、韓国人だけの職場でほぼ韓国語オンリーで働いていましたし、韓国語は問題なく話せます。
なので今となっては私は語学堂に通う=韓国語が話せるようになるではないのではないかなと思っています。
韓国留学の語学堂の選び方
初めて語学堂へ留学に行くとき、色々な学校の語学堂があり、もちろん韓国の大学なんてどこも知らなかったのでかなり迷いました。
かなり迷った末に延世大学の語学堂を選びましたが、その理由についてご紹介します。
➀韓国の超名門大学だから
延世大学は、韓国でソウル大学に次ぐ超名門大学の1つです。
語学堂はあくまで付属の語学学校なので、実際は延世大学の本学とはほとんど関係がありませんが、やはり名門大学なので色々な面で安心できると思いました。
また、韓国人に延世大学で韓国語を勉強していると言うと、凄い優秀なんですねと言われます。
でも実際は語学堂なので学費さえ払えば誰でも入れますが。
なのでやはり韓国語を生かした仕事に就きたい、履歴書に韓国留学について書きたいと言う方は名門大学の語学堂に通うことをオススメします。
➁学校の立地が良かった
やはりいくら留学生でお金を節約しなきゃいけないと言っても、せっかくの海外生活ですので、美味しいものを食べたりお買い物を楽しんだりしたいですよね。
私は語学堂を選ぶときに、弘益大学か延世大学かでぎりぎりまで悩みました。
弘益大学は人気の観光スポットでもあるホンデにあり、延世大学はそのお隣の駅であるシンチョンにあります。
ホンデもシンチョンも食べ物屋さんや服屋さん、カフェなどたくさんあり、夜にお酒を飲めるところも多いです。
最終的にシンチョンにある延世大学を選び、家もシンチョンのワンルームに住んでいましたので、勉強だけでなくお買い物やグルメも手軽に楽しめたので延世大学に決めて良かったと思っています。
勉強だけに集中したい!と言う方には誘惑が多いのであまりオススメ出来ませんが、私のように勉強も遊びも楽しみたい!と言う方にはオススメです。
③教科書や授業内容、施設の充実
延世大学の語学堂は他の語学堂に比べて学費が高いです。
しかし、やはり高いだけあってか教科書や授業内容は充実していましたし、施設も綺麗でした。
例えば教科書は、延世大学語学堂のオリジナルのものでした。
また、初級〜初中級の教科書はそれぞれ日本語・中国語・英語バージョンがあり、単語や文法の説明が日本語で書いてあるので初級の方は分かりやすいです。
また博物館見学や調理実習など、体験型の授業もあり、座学だけではなく様々な形で韓国語の学習が出来ました。
延世大学の語学堂は、お手洗いや教室も掃除が行き届いておりとても綺麗で快適でした。
やはり学校は毎日通うので綺麗な方がいいですよね。
私の知人は某大学の語学堂へ通っていましたが、びっくりするぐらいボロいと言っていたので延世大学の語学堂は綺麗なほうだったのだと思います。
学校に日本人は少ないほうがいいの?
語学堂や語学学校に通うなら絶対に日本人は少ないほうがいい!と言われる方もいますが、 私は日本人が多い少ないはあまり関係ないような気がします。
理由その①: 語学堂の学生は全員外国人
語学堂は韓国語を勉強するための学校なので、もちろん韓国人の学生はいません。
居たとしても海外で生まれ育って韓国語がほとんどできない韓国人です。
語学堂の外国人と話すときは共通言語の韓国語で話すから韓国語の勉強になるんじゃないの?と思われる方も多いと思います。
しかし、先ほども述べましたが、 語学堂の学生は全員外国人です。
これは特に初級のクラスで起こりうることだと思いますが、お互い韓国語はほとんど出来ない状態なのに韓国語で意志の疎通が取れると思いますか?
絶対取れませんよね。
初級の学生たちのほとんどが英語もしくはそれぞれの母国語でコミュニケーションを取っています。
中級以上になってくるとある程度韓国語は話せるようになりますが、韓国語を話せると言ってもやはり外国人です。
ただの韓国語が話せる外国人です。
それぞれの国独特のイントネーションや発音のクセが韓国語でも出てきたり、単語の使い方や言い回しも韓国人のようには出来ません。
外国人の話す韓国語だけを聞いて勉強しても、外国人風の韓国語しか上達しません。
語学堂で1年勉強したけど、韓国人が言っていることが聞き取れない、発音やイントネーションがいつまで経っても上達しないなんてことになりかねませんし、実際私の周りにもたくさんいます。
やはり私の周りで韓国語が上手い人は、
韓国人の友達が多い、韓国人の彼氏・彼女がいる、親戚に韓国人がいる
などのパターンが多いです。
逆に言ってしまえば韓国への留学経験はなくても、この3つのパターンに当てはまる人は韓国語が上手な人が多いです。
理由その➁:友達が出来ない可能性もある
これも初級でありがちですが、韓国語が出来ないので他の国から来た学生とコミュニケーションを取るときはほとんど英語です。
中国や東南アジア、その他ヨーロッパ各国から来た学生のほとんどは英語が話せますし、上手じゃなくても積極的に話しかけに行く方が多いです。
どちらかというと日本人は英語が苦手な方が多い印象でした。
そんな中で日本人の学生もいなくて英語も韓国語もできないと、韓国語どころか授業外では誰とも話さないという事態も起こりかねません。
やはり友達を作って外に出かけることで、韓国人と触れ合う機会や韓国語を聞く機会が出来ると思うので、国籍は関係なく友達を作ることは大事です。
もちろん私は1人でも積極的に韓国人と友達になれる!と言う方は大丈夫だとは思いますが、ほとんどの方はそうでは無いと思います。
もちろん、日本語で日本人とだけ関わることは良いことではありませんが、留学先で日本人の友達を作ることは決して悪いことではありません。
英語も韓国語も全くできない!という方は積極的に日本人の友達を作りましょう。
その日本人のコミュニティーから何か輪が広がっていき、韓国人の友達ができる可能性も十分にあります。
まとめ
費用も安く日本人も多いため手軽に行ける韓国留学ですが、その目的は様々だと思います。
就職に役立てたいから、韓国ファションが好きだから、大好きなアイドルの追っかけをしたいからなど理由は様々あると思います。
ですがせっかく貴重なお金と時間を使って行くのなら、韓国語をしっかり身に着けて帰ってきたいですよね?
そのためにも語学堂選びはとっても重要になってくるので、是非参考にしていただいて素敵な留学生活を送ってくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました!